広告
社会人は忙しくて時間がないんだけど、短時間で効率がよい勉強法はない?
この記事はそんな疑問・不安を持つあなたに用意しました。
ご訪問お待ちしておりました。
民間企業の社会人から公務員へ40代で転職したおとたまです。
公務員試験の1次のマーク式試験は、多数いる受験生を絞り込む「足きり」のための試験。
しかも、社会人経験者・民間経験者採用の公務員試験は、2次試験(論文や面接)が重要視されます。
そのため、1次試験の合格ラインは受験者数によって多少変動するものの、それほど厳しいものではありません。
1次試験は、約6割程度の点数が取れれば次の段階に進めると言われています。
つまり、ある程度の点数を取ることが目標ですから、100点を目指す勉強法は必要はありません。
試験科目すべてを勉強する必要はないよ。
得点の見込みが少ない科目は捨てても大丈夫!
そこでこの記事では、前半では公務員試験の科目ごとの傾向、後半では実際に合格したわたしの勉強法の戦略をお伝えします。
この記事を読んで、社会人のあなたにピッタリの試験科目を選択し、効率な勉強法で合格に近づきましょう!
公務員試験の勉強法は科目の取捨選択が必要
公務員試験の試験科目は、多岐にわたります。
国語や数学といった一般教養から公務員試験独特の数的判断、それに時事問題まで。
学生なら時間もあるので、すべての科目を勉強することも可能かもしれません。
でも、家庭も仕事も忙しい社会人のあなたがすべての科目を勉強するには時間が足りません。
そこで、得意不得意を見極め、不得意科目はいっそのこと勉強しないという勉強法が一番効率的なのです!
そのためには、試験科目の取捨選択がとっても大切。
公務員試験の不得意科目は、下に紹介する総合問題集を解いてみることで見極められます。
公務員試験の科目の出題割合は例年ほぼ同じ
公務員試験の出題割合は毎年ほぼ同じ割合です。
例として、平成30年度公務員試験の出題割合を下に載せました。
ちなみに、社会人経験採用の出題割合は、A日程(全国型)を参考にしてください。
公務員試験の出題割合とあなたの得意不得意から、公務員試験で受ける科目を取捨選択しましょう。
「取捨選択した科目に絞って勉強する」
これがあなたの最も効率的な勉強法だよ!
社会人が勉強する科目はコレ!
前の表を見てわかる通り、公務員試験は科目によって多く出題される科目と出るかわからない科目があります。
ということは、残念ですが、多く出題される科目は、不得意でも勉強せざるを得ないのです…。
とはいっても、勉強時間が限られているが社会人。
社会人にとっては、「どの科目を勉強するか?」が重要な勉強法のポイント。
そこで、1~2問しか出題されない科目は、不得意科目なら最初から捨ててしまう勉強法もありなんです。
勉強すべき科目はコレ
・出題割合が多い科目(文章理解・判断推理・数的推理・時事)
・学生時代の受験時に勉強した科目
・得意・好きな科目
上のポイントを参考に、社会人のあなたが勉強すべき公務員試験の科目をしぼりましょう。
捨てられない科目は数的判断と判断推理
公務員試験では、「数的判断と判断推理」は絶対に捨てられない科目です。
出題割合も非常に大きく、この科目が合否を左右するといっても過言ではありません。
数的判断と判断推理の勉強法は、とにかくたくさん問題を解くこと!
過去問などをたくさん解くことで、公務員試験特有の問題も少しずつできるようになってきます。
この科目は、机に座ってしっかり対策するのが効率的な勉強法。
なので、忙しい社会人は、土・日などしっかりまとまった時間が取れるときに勉強するのがおすすめです。
わたしも最初まったくダメでしたが、最後は得意科目になりました。
なので、最初できなくても心配せず、根気よく取り組んでみましょう。
人文科学・自然科学は特に選択が必要な科目
人文科学とは主に国語と英語と社会、自然科学は数学と理科とです。
公務員試験において、この2科目は分野ごとに出題割合が大きく異なります。
そのため、特に時間のない社会人は「どれを拾って・どれを捨てるか」が合否を分けるポイント!
ここを間違えない勉強法をすれば、公務員試験の合格にグッと近づきますよ。
捨てられない科目は国語と英語
国語と英語は、公務員試験で出題割合が大きいので捨てられない科目です。
国語があまり得意ではなかったわたし。
ですが、公務員の試験勉強を始めてすぐに、ほとんど対策せずにいくつか試験を受けた経験があります。
その結果、まったく回答に自信が持てず、もちろん結果もいまいち…。
国語や英語が苦手なあなたでも、大丈夫!
この科目は、過去問をたくさん解いて問題に慣れる勉強法でできるになります。
わたしの場合、これはヤバいと思い過去問集を買って解きまくったところ、どんどん正解できるようになりました。
英語のわからない単語も何となく推測できる程度の文章なので、単語力はそれほど必要ありませんでしたよ。
国語も英語も、とにかくたくさんの問題を解き、問題に慣れることで合格に近づけましょう!
理科や社会は絶対に科目をしぼるべき
公務員試験の理科や社会は、先ほど挙げた基準で取捨選択すべき科目です。
出題割合も少ないので、勉強法は労力をかけずに記憶を呼び戻す程度の勉強で得点できる科目にしぼるべき。
ちなみにわたしの場合、受験の時に勉強しなかった社会は世界史と日本史はきっぱり捨てて、地理だけにしぼって勉強しました。
そして、得意だった理科は、受験勉強した物理と化学を選択し、数学も得意だったので受験科目としました。
また、地学はもともと好きなので、天文だけに絞るという取捨選択の勉強法をしました。
とはいえ、勉強する時間がなかなか取れない社会人。
寝る前や移動時間などのすきま時間に勉強できるような工夫をしていました。
分厚い過去問集ではなく、日頃から持ち運べる程度の大きさの問題集をいつもカバンに入れておくのがおすすめです。
資料解釈や芸術、文化は捨て科目
公務員試験において、資料解釈や芸術、文化は完全に捨て科目です。
芸術・文化は出ても1問程度で、資料解釈は解くのに時間がかかるので本番でも即決で飛ばした方がいい科目。
本番で資料解釈に時間を取られるぐらいなら、他の科目をたくさん解いた方が得点できますから。
最初から無視して、得意科目に集中しましょう。
社会人の公務員試験こそ試験科目の選択が必要
実際にわたしが受験した公務員試験科目の取捨選択は次の基準です。
公務員試験の科目の取捨選択のまとめ
・人文科学の国語と英語と時事はマスト
・数的判断と判断推理もマスト
・数学・物理・化学・生物・地学は得意なら大学受験の科目のみ
・世界史・日本史・地理も得意なら大学受験の科目のみ
・その他は完全に捨てる
忙しい社会人は、いかに効率よい勉強法ができるかが合格するためのポイント!
ただし、なんでもかんでも不得意・嫌いだから捨ててしまうと、そもそも点数が足りなくなります。
公務員試験は、大学受験と違って基礎的な問題で応用力が必要な問題はありません。
なので、受験勉強で取り組んだことがある科目であれば、ちょっと勉強すれば案外解けるようになります。
まずは、過去問がたくさん載っている総合問題集を解いてみて感触をつかんでみましょう。
必ず公務員試験の合格に近づきますよ!