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40代で倍率50倍の公務員試験をくぐり抜けたおとたまです。
民間企業等の社会人経験者が受験できる社会人枠の公務員試験は、秋頃(9~11月)頃に実施されます。
転職活動の時に重要なるのが面接だよね。
面接、どうしたら上手く乗り切れるかな…。
面接も大切だけど、社会人枠の公務員試験でさらにポイントになるのが履歴書と論文だよ!
面接は基本、履歴書や試験などで提出した論文に基づいて行われます(突拍子もない質問もありますが・・・)。
そのため、面接官はあなたの経験や思考が仕事にどのように活かされるのか、履歴書や論文の内容からイメージします。
ということは、公務員試験の履歴書や論文の内容次第では、自分にとって有利に面接が進められるはず!
この記事では、社会人枠の公務員試験において、面接で有利になる履歴書や論文の書き方のポイントをご紹介します。
この記事を読めば、面接が苦手なあなたでも、きっと自信をもって面接の日が迎えられますよ!
履歴書は自治体で仕事する姿が想像できる内容に
公務員試験に限らず、面接官は、履歴書からあなた自身のヒトとなりを読みとるべく質問してきます。
例えば、履歴書によくある「あなたの長所・短所」の項目、あなたはどう書いてますか?
履歴書に書いた内容は、これから働くかもしれない自治体の仕事と結びつけて、面接官に答えられますか?
ちなみに、わたしは公務員試験の履歴書に「忍耐強さ」と書きました。
40代が書くにはショボい長所ですが・・・。
でも、さすが面接官!そこをわざわざ面接で突っ込んで聞かれました。
「あなたの長所は自治体の仕事にどのように活きますか?」と。
そこで、わたしは、
「自治体の仕事は一朝一夕には結果が出ないものがほとんどで、地道に住民との合意形成を図りながら仕事を進める必要があると思います。」
「なので、わたしの長所である忍耐強さは、自治体の仕事をするうえで必ず役立つと考えております。」
と答えました。
例えば、これがスピード重視のベンチャー企業の採用面接だとしたらどうでしょう。
“こつこつ地道に仕事を進める”なんて答えても、会社に合わないと判断されてしまうでしょう。
わたしの面接で答えた内容が良い回答だったかどうかはわかりません。
でも、公務員試験の面接では、自分の長所と自治体の仕事の特徴を結びつけるよう意識して、質問の内容に答えるよう気を付けました。
面接官は、あなたのことは全く知しません。
そのため、履歴書や提出した論文なその書類を頼りに「この人は自治体の仕事に向いているかどうか?」を面接で判断します。
履歴書に書いたことは、どこから質問が飛んでくるかわかりません。
ですから、自治体の仕事の特徴と結びつけられる内容を履歴書に記載することで、面接を有利に進めることができます。
あなたには、素晴らしい色々な長所・短所があると思います。
その中でも、ぜひ自治体という仕事の特徴と結びつけやすい長所・短所を公務員試験の履歴書に書きましょう!
論文は仕事の取り組み姿勢を想像できる内容に
公務員試験の民間企業等経験者採用につきものといえば「論文」。
この論文の内容も、履歴書と同様に面接の大切な材料となります。
履歴書と違い、面接官はあなたが過去の仕事から得た工夫や気づき、仕事に対する考え方や取り組み姿勢を論文から読み取ります。
いろんな立場の人と仕事ができる人か?
困難をどう乗り切ったのか?
そもそも、あなたの仕事ぶりは周りからどのように評価されていたのか?
などなど。
つまり、面接官は公務員試験の論文から、あなたは自分の組織にどんな貢献(影響)をしてくれるか?を見極めます。
貢献には、過去の経験からもたらす仕事への直接的な貢献(成果)もあります。
さらに、その人自身の仕事への取り組み姿勢による組織への貢献(影響)も含まれます。
どちらかというと、自治体(面接官)側は、民間企業経験者のあなたに組織への貢献(影響)を期待しています。
なので、「わたしはこんな風に仕事に取り組んできた」というアピールを論文でどんどんいてください。
それができれば、きっと面接官もあなたの論文に興味を持って質問してくれるでしょう。
つまり、「これだけ頑張りました!」と成果だけを羅列してもダメ。
その成果が自治体の仕事に活かされなければ「ふ~ん、頑張ったんだね」で終わりなんです。
面接官は、なぜそんな風に取り組むのか?何かきっかけがあるのか?とかが知りたいわけです。
例えば、「あなたは仕事をする上で何を意識してますか?」と面接で問われるとしましょう。
論文などからリーダー経験が感じられない人が「リーダーシップを意識して取り組んでいます」と話をしても面接官には響きません。
上辺だけの言葉は、必ず面接官に見抜かれますよ。
面接官が質問したくなるような、あなたの仕事感を実体験を盛り込んだ論文を作成しましょう!
公務員試験の面接を有利にするには
公務員試験の面接で深掘りされても大丈夫な内容が履歴書や論文に書かれているか?
これを意識するだけでも、すでに面接でライバルの一歩先を行ってると言ってもいいでしょう。
もちろん、まずは一次試験のペーパーテストで合格点をとる必要があります。
でも、ペーパーテストの勉強と同じくらい「公務員試験の履歴書と論文」は時間をかけるべきです。
履歴書や論文は申し込みと同時に提出、もしくは、履歴書だけ申し込み時に提出、論文は試験当日に筆記の場合がほとんどです。
つまり、申し込みの時点で公務員試験の採用試験は始まっているんです!
履歴書や論文作成の時に、できる限り面接をイメージして作成しているかどうか。
これだけで、面接の結果が大きく違ってくるよ!
周りよりもスタートダッシュして、公務員試験の合格を目指しましょう。