【体験談】公務員試験の論文でアピールできるテーマ教えます‼

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【体験談】公務員試験の論文でアピールできるテーマ教えます‼
読者さん
読者さん

公務員試験の論文に書ける経歴や職歴なんて持ち合わせてないよ~

論文のテーマ、どうしたら見つけられるだろう…

この記事はそんな疑問・不安を持つあなたに用意しました。

ご訪問お待ちしておりました。40歳で民間企業から公務員へ転職したおとたまです。

論文のテーマとしてアピールできる職歴・経歴なんて、なかなか持ってないですよね。

でも、そんなあなたにも、公務員試験の論文で十分使えるテーマがあるんです。

おとたま
おとたま

普段の生活で問題と感じていることをテーマにして、あなたなりの視点で書けばいいんだよ!

本記事では、私の経験談をもとに、比較的に誰でも書きやすくて公務員試験で使える論文のテーマを見つけるコツをご紹介します。

この記事を読めば、公務員試験の論文で困ってあるあなたでも、きっと使えるテーマが見つかりますよ!

公務員試験の論文のテーマはあなたの中にある

あなたは、そもそも公務員試験の受験者である前に1人の市民です。

日ごろから自治体に対して「ここがこうだったらいいのになぁ」と思うことが必ず1つはあるはず。

多くの市民は、自治体に何らか不満・問題意識を持ってますよね。

あなたが日ごろ持っている不満・問題意識を公務員試験の論文のテーマにしましょう!

では、どんなことを書けばいいのか?ポイントはたった2つ。

論文テーマのポイント

・日頃から疑問に感じていること

・行政への問題意識

でも、ただ苦情をテーマとして書くだけでは何にも意味がありません。

その問題に対して「あなた自身がどう取り組んでいきたいのか」という、あなたなりの解決策を論文に書いてみてください。

たとえ同じテーマでも、論文の内容はあなたの今の立ち位置で変わります。

公務員試験の論文なので、決して正解である必要はありません。

あなたなりの解決策を書くことが論文で最も重要なのです。実現可能かどうかも必要もありません。

ここからは、比較的誰でも書きやすいと思う日常の問題・行政課題についてのポイントをお伝えしていきます。

業務に関係する経験がなくても論文は書ける

公務員試験の論文というと、民間での職歴などに基づいた内容を書かなければならないと思いがちです。

でも、あなたは民間企業経験者である前に1人の市民です。

「市民目線による行政の課題・問題」に着目したテーマも、経験者論文として十分な内容なのです。

公務員試験の論文のテーマも、必ずしも職歴とつなげなければならない課題ではありません。

「あなたの職歴をどのように活かすか」より「あなたが考える行政の課題とその対策にあなたの経験をどう活かすか」が重要なのです。

日ごろ感じる不満や疑問をテーマにしてみよう

あなたが日ごろ、行政に対して感じている不満・疑問は何ですか?

ごみ問題、子育て、地域の問題・・・いろいろあると思います。

あなたが感じている不満・疑問をぜひ務員試験の論文のテーマにしてみてください!

まずは、その不満・疑問をあなたなりに深堀りして根本的な原因を見つけ出しましょう。

例えば、

  • ゴミのポイ捨てや温暖化などの環境問題
  • 高齢者や子どもへのバリアフリー問題

などがあります。

ここからは、わたしがおすすめする上の二つをテーマとした論文の書き方をご紹介します。

環境問題

環境問題は幅が広く、いろんな人が関係するので、公務員試験の論文として比較的取り組みやすいテーマです。

わたしは前職が環境調査関連の会社だったこともあって、環境問題を論文のテーマとして取り上げました。

ゴミ問題ひとつとっても、実はいろんな観点から論じることができます。

ポイ捨て・分別・不法投棄からはじまり、温暖化関連だと資源の無駄遣い・リサイクル、幅広い観点からだと環境教育など…。

これらのごみ問題がなぜ起きるのか?をあなたなりに考察して、その対策を公務員試験の論文にすればいいのです。

自分が興味を持てるような身近なテーマが探しやすいので、環境問題は公務員試験の論文テーマとしてはかなりおすすめです!

バリアフリー問題

日本の社会は、少子高齢化真っ只中。

今後、高齢者問題は行政にとって重要な問題の一つです。

あなたが普段暮らしている街の中で「高齢者にとって危ないな」とか「車いすやベビーカーが通れないな」とか感じる場所があるはず。

そういう問題に普段から関心を持っていていれば、既に対策をしていても、別の観点から論文のテーマにできるはずです。

行政の足りない部分をあなたなりの考えで補うことで、さらに市民にとって住みよい街になるといったテーマも公務員試験としては十分です。

もしあなたの家族に高齢者がいたり小さなお子さんがいるのであれば、当事者の一人として論じることで説得力が増しますよ。

自治体への問題意識をテーマにしてみよう

公務員試験の論文のテーマとして、もう1つが行政課題に対するあなたなりの問題意識です。

行政の立場ではない1人の市民として、あなたなりの問題意識、そして解決策を論文のテーマに書いてみてはいかがですか?

行政の課題に問題意識があるという姿勢は当然、行政側の立場からすると評価に値します。

例えば、次のようなことはどこの地域でも行政の課題としてありますので、あなたなりの考えを書きやすいはずです。

  • 少子高齢化・核家族化による地域問題といった地域のつながり
  • 情報開示による行政の見える化

ここからは、上の2つのテーマについて詳しく書くので、ぜひ公務員試験の論文のヒントにしてください。

地域のつながり

少子高齢化により過疎化が進んだり、核家族化により地域のつながりが弱くなっていると言われています。

しかし、そのような状態になると何が問題なのでしょうか?

人が少なくなり街が廃れていき、地域のつながりがなくなることが問題でしょうか?

もちろん、街が活性化しなくなることが問題ではあるのです。

でも、1番の問題は災害などが起こった時。

高齢者だけではみんな孤立してしまう、核家族化により地域のつながりが弱くなると非常時に助け合えなくなることだと私は考えています。

それに対してあなたは何をすべき、あなた自身が何をしていきたいと考えるのか?を論文のテーマにしてみてはどうですか?

例えば、もっと地域に密着した防災訓練を企画していきたいのか?など…。

ぜひ、あなたなりの地域の活性化策を公務員試験の論文テーマにしてくださいね。

自治体について自分が分からないこと

自治体について、意外と知っていることは多くないのが現実じゃないでしょうか?

このテーマは、情報開示や開かれた自治体といった課題に結びつけることができるので、公務員試験の論文にピッタリです。

自治体は何かと情報開示に消極的です。

よく真っ黒に塗りつぶされた文書なんかがニュースに出ますよね?

アレです。

じゃあ、何を情報開示すると市民としてメリットがあるのか?

財政状況なのか防災情報なのか各種手当の情報なのか?

役所はよく「申請主義」を言われます。

いろんな制度も利用者(市民)が自分から申請しないと、権利がある制度も利用できません。

では、どうやっていろんな情報を市民に伝えればいいのか?

メール?アプリ?SNS?手紙?

ITを全面に出すと高齢者は受け取れない、紙媒体だと費用がかさむといった問題があります。

あなたが考える行政の見える化をテーマに、ぜひ公務員試験の論文を書いてみてくださいね。

公務員試験の論文は下書きなしでは難しい

社会人経験者・民間企業等経験者採用の公務員試験では、あなたの今までの経歴・職歴に基づいた論文が課せられます。

試験方法は事前に提出する場合もあれば、マーク式の試験の当日に論文試験も行う場合があります。

どちらの場合も公務員試験の論文あらかじめ下書きしてテーマを固めておくことを強くおすすめします。

特に、公務員試験の会場で論文に臨む場合は、文字数も時間も制限があります。

ぶっつけ本番で書くのはかなり難しいので、前もって論文のテーマを決めて準備しておきましょう。

【例文あり】経験者採用の職務経験論文こそあなたをアピール‼

公務員試験の論文はあくまでも当事者意識が重要

ここまで何回も言っているように、公務員試験の論文に必要なことは「あなたなりの考え」です。

おとたま
おとたま

まさに当事者意識が公務員試験の論文テーマになるんだね!

まずは、あなたが普段から行政に興味を持つことが論文のテーマにとっても重要なんです。

ありきたりのテーマでもいいので、あなた自身の言葉であなたなりの考えを書いてみましょう。

あなたが論文のテーマで書いた対策や取り組みが実現可能かどうかは関係ないんです。

正解である必要もありません。

公務員試験の論文では、ぜひあなたの考えを熱く語ってみてください!

おまけ:わたしが実際に書いた論文

これまで公務員試験の論文のテーマや書き方について、わたしの経験をもとにお伝えしてきました。

最後におまけとして、論文が苦手なわたしが実際に書いた論文の一部をご紹介します。

環境問題は一度起きてしまうと、社会や市民生活に大きく影響する、大変身近で重要な問題です。
行政は問題発覚後の受動的な対応だけでなく、未然防止といった積極的な動機による取り組みを積極的に進めるべきであると考えます。環境問題の未然防止には、行政や企業だけでなく、市民一人一人の日常生活での取り組みも重要です。
そこで、私は、職務で培ったコミュニケーション力(特に調整力・指導力)により、官民のつなぎ役として、市民一人一人の取り組みを先導、支援したいと考えます。そして市全体が、官民一体となって自発的に環境問題に取り組む安心・快適な街作りに貢献できると思い志望しました。

この論文の内容、難しいこと言っているようで何も専門的なことは言っていません。

実現性も正直、まったくわかりません。

確かに、テーマは前職(環境調査)に絡めてはいますが、職務の専門性なんてかけらもありません。

コミュニケーション力なんて誰でも言えます。

特に営業職の人だったら、誰でも書ける内容だと思いませんか?

こんな風に、公務員試験の論文なんて誰でもどうにでも書けるんです!

そもそも、自治体が抱える問題に正解なんてないんですから。

公務員試験の論文だからといってあまり難しく考え過ぎないでください。

あなたの日ごろの考えをテーマにすれば、きっと納得できる論文が書けますよ!